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全てのJSPでタグライブラリを自動設定する

JSPのタグライブラリをいちいち全てのJSPファイルに書き込むのが面倒な人もいると思います。 全部に書く場合は書き漏れも心配です。

そのような人はweb.xmlに定義を追加しましょう。

<jsp-config>
    <jsp-property-group>
        <url-pattern>*.jsp</url-pattern>
        <page-encoding>UTF-8</page-encoding>
        <include-prelude>/WEB-INF/include.jsp</include-prelude>
    </jsp-property-group>
</jsp-config>

この定義を追加して、/WEB-INF/include.jspを作ります。

<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
    pageEncoding="UTF-8"%>
<%@ taglib prefix="c" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" %>
<%@ taglib prefix="spring" uri="http://www.springframework.org/tags" %>
<%@ taglib prefix="form" uri="http://www.springframework.org/tags/form" %>

そうすると、最初にinclude.jspで定義した内容が読み込まれて設定されます。

http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/wls/docs103/webapp/web_xml.html#wp1071166

jsp-config 要素は、Web アプリケーション内の JSP ファイルのグローバル コンフィグレーション情報を提供するために使用します。 2つの下位要素 taglib および jsp-property-group があります。

jsp-property-groupとは、複数のファイルをグループ化して、それらのファイルにグローバル プロパティ情報を提供できるようにするためのものです。 このように記述されたすべてのファイルは JSP ファイルと見なされます。

include-preludeというのは、JSPの先頭にインクルードするファイルのURIを指定します。JSPの先頭にincludeディレクティブを指定するのと同じ動作になります。

http://software.fujitsu.com/jp/manual/manualfiles/M090097/B1WS0331/03Z200/B0331-02-07-05-17.html